第19回(1970年)
メインスローガンは「黎明の空に向かって逞しくはばたけ! この友情と英知の翼で」

70-2
「学費値上げ阻止」とありますが、この頃から、国立大学の学費は高騰の一途をたどります。
当時は、年間1万2000円(安い!)。この額は、60年代から長く据え置かれていました。
ところが、1974年には年間11万1000円とわずか数年で10倍近く値上がりします。
そして、2003年は年間52万800円と、30年あまりで50倍に値上がりしました。

70-3
「バザー」はわかりますが、「デコ展」の「デコ」って何でしょうか?
本命「デコレーション」、大穴「オデコ」……。ご存知の方は、どうか教えてください。

70-4
「可愛いあの子と肩寄せ合って」歌うことへの期待が、行間からあふれ出ています。
さぞすばらしい「あかつきの合唱」だったに違いありません。
ところで、このころは「メロデー」と表記するのが一般的だったのでしょうか。

70-5
部屋別にテーマを決めて、大いに《交流》したようです。「1」の部屋をはじめとして、
参加者の胸の中には、ひそかに熱い下心が渦巻いていた気がしてなりません。
でも、それは汚れちまった21世紀的な感覚に基づいた邪推かも……。

70-6
前日に「徹夜も辞さない覚悟で挑む」合流コンパをしたあとなのに、このプログラムのハードさ!当時の寮生のタフさに敬意を表さずにはいられません。
個人種目の「おしどりゲーム」って、内容はわかりませんが、とっても楽しそうですね。
「火つけ競争」って、何に火をつけたのでしょうか? キミのハートとかかな?

70-6b
当時、蒼玄寮と悠元寮は離れ離れの場所にあったわけですが、そのことに対する切実な不満や
イラ立ちが、熱く訴えられています。

70-6c
この年は、蒼玄寮が今の場所に移転して初めての寮祭。「火事になれば10分で燃え尽き」など、
移転前(北浦和キャンパス時代)の寮の様子が、リアルに描写されています。

70-7
いつの時代も、寮生とアルバイトは深い絆で結ばれていました。