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小林(1988年入寮)

 衛藤さん、田中さん、厨房の皆様ご卒寮おめでとうございます。私も卒寮して早10年がたちますが、今になっても本当に懐かしい思いでいっぱいです。私にとって寮での4年間は、食堂での栄養のバランスの取れたおいしいご飯とともに、今でもその後の人生の糧となっています。

 思い起こせば在寮中は学寮運営委員会や蒼玄寮委員会の活動に関わる中で、寮にとってもいわば一つの転機となるような時期を過ごしました。食堂廃止・入寮停止で寮を建て替えるという案もあった天井の石綿撤去問題を、何とか寮の伝統を残そう、今の寮を存続させようと皆で頑張って解決することができました。その後は一棟ずつ改修工事するために全寮あげての部屋移動で、悠元寮生が南棟に住むなんてこともありました。用務員さんの再雇用をしてもらうために、学内ソフトボール大会に「ホリエーズ」を作って参加したりもしました。

 あの頃は連日のように夜遅くまで会議があったり、新歓や寮祭、食堂での大忘年会などで朝まで飲んだり、夜更けにドライブに行ったりなどいろんなことがありましたが、そこには絶えず先輩、後輩、職員の方々など寮のみんながいて、無我夢中に立ち止まることなく密度の濃い凝縮された4年間を過ごしてきました。

 今ではそろそろ疲れたおじさんになってきて、とても当時のような生活はできませんが、寮で過ごした4年間は本当に充実した楽しい日々でした。寮の食堂がなくなるのは少し寂しいですが、このような何世代にもわたる大勢のOBやOGの方々が集まる会に参加することができて、寮のつながりってすごいなあ、寮で過ごすことができて良かったなあとつくづく思っています。これからも寮で生まれたたつながりをずっと大事にしていきたいと思っています。そして、私たちを支えてくれた田中さん、衛藤さん、厨房の方々今までどうもありがとうございました。本当にお疲れさまでした。