全国のスコッチエッグファンの皆様、お元気でしょうか?
「卒寮式・大謝恩会」から半年以上が経過しています。その間、「正しいレシピを目にするまでは」と、1個のスコッチエッグも口にせず、我慢してきた方も多いのではないでしょうか。
「もはや一刻も待てない!」という皆様の期待に応えるために、田中英雄さん・衛藤邦子さんから教えていただいた「正統派」の作り方を大公開します。どうぞ、ご利用ください。
『スコッチエッグの作り方』
材料:卵・ジャガ芋・玉ねぎ・ニンジン・豚ひき肉・小麦粉・パン粉・塩・コショウ・(スキムミルク・)揚げ油
今や遅しと出番を待つ材料たち。卵は実際には9個+1個(衣づけ用)使いました。ニンジンは、う、写し忘れました……。材料費は、1個あたりだいたい100円ぐらい。
※寮食では卵が1人1個でしたね。衣(ころも)材料は適当な分量を。あまったら、コロッケになります。
(調理&撮影&手・石原家-81年、82年、ほか)
1.卵はゆで卵にし、ジャガ芋はふかしてマッシュにしておきます。芋の潰し方は、念入りに。
ジャガイモは、大きめのを丸ごとゆでたら、ゆで上がるまでに30分以上かかりました。
2.みじん切りにした玉ねぎ・ニンジン(色付け程度に)少々・豚ひき肉を油で炒めて塩・コショウをし、マッシュポテトと混ぜます。
……この辺は寮食ならではの「裏技」って感じですね。
今回は、豚ひき肉150gぐらい、玉ネギ3分の1個ぐらい、ニンジン幅2センチぐらいを使用。
3.ゆで卵を、「2」の具材(マッシュ)でしっかり包む。
具材の量は、卵9個でちょうどピッタリでした。
4.上で作った「3」に衣をつける。衣を厚くしたいときはまず小麦粉をつけ、生卵を通して、パン粉をつける。
5.油で揚げる。
「水溶き小麦粉+パン粉バージョン」と、「小麦粉+卵+パン粉バージョン」の両方を試してみましたが、素人は卵を通したほうがうまく揚げられるようです。
以前、「卒寮式・大謝恩会」の「記帳」で、Oさんが「油に入れたらパン粉とミンチが膨張・剥離し……」と言っていたのでその旨を尋ねたら、
……だそうです。
具材がしっかりくるまれていなかったのか、油の温度が低かったのか、1個だけ、かくも無残な姿に……。
6.揚がった卵を半分に切ります。
卵の黄身は包丁にくっつきやすいので、刃を温めておくか、油を塗ったりしておくと良いそうです。
さあ、お待ちかねの「寮食流・スコッチエッグ」の出来上がり~! サクッと衣、ホクホクのジャガ芋、ずっしりした卵の食感を、お好みの味付けでお楽しみください。
完成です! さあ、遠慮なく召し上がれ。
今後も、衛藤さん直伝の「寮食レシピ」を次々にご紹介していく予定です。乞ご期待!
取り上げて欲しいメニューのリクエスト、このレシピを見ながらの「スコッチエッグ挑戦レポート」など、掲示板やメールでどんどんお知らせください。
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